大分県立杵築高校(杵築市本庄)の生徒が足立史歩校長をモデルにしたフィギュアを3Dプリンターで制作し、2月10日、校長に直接手渡した。
同校はデジタル技術を活用した教育の充実を図る国の取り組み「高等学校DX加速化推進事業(DXハイスクール)」の2025年度の採択校となり、その取り組みの一環で3Dプリンターを初めて導入した。
制作したフィギュアは高さ約5センチ。まず平面(2D)でデザインを制作し、その後、3Dデータ化して出力した。顔立ちや髪形、服装などは、写真を参考に再現したという。
制作に携わった生徒は「人物を立体で表現するのは難しかったが、形になっていく過程が面白かった」と振り返る。
足立校長は「その愛らしい仕上がりに胸が温かくなり、大変うれしく感じた」と話す。
同校では1月、デジタル技術を活用した創造的活動を行う放課後活動「DX club.T」も始動しており、今後は3Dプリンターを活用したものづくりやデジタル分野の学習を進めていくという。
「DX club.T」を担当する池本昌浩教頭は「3Dプリンターを気軽に使って、小さなアイデアでも構わないので、まずは実際に形にしてみて、新しい発見や学びにつなげてほしい」と生徒に期待を寄せる。