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杵築高校の生徒が守江湾でフィールドワーク アサリ復活へ向け地域と連携

フィールドワークに参加する杵築高校の生徒

フィールドワークに参加する杵築高校の生徒

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 杵築高校(大分県杵築市本庄2379)の2年生6人が11月3日、杵築市民らと共に守江湾でフィールドワークを行い、アサリ資源の回復に向けた活動を体験した。

フィールドワークに参加する杵築高校の生徒

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 同校の総合的探究学習の一環で、テーマは「一次産業×バリューチェーン」。その中のチーム「守江湾アサリ復活プロジェクトの未来を杵築高校生が考えたら」を中心に、地域の漁業関係者らと連携して実施した。

 当日は、干潟での資源量調査をはじめ、被覆網内のアサリの計測や中間育成作業、水産多面的機能発揮事業による資源増産の作業を体験。最後には生徒一人一人が、体験を通して気づいたことを発表した。

 生徒の一人、大西諒さんは「この体験を、探究やこれからの人生に生かしていきたいと話した。

 守江湾では近年、アサリの減少が課題となっており、市民団体や漁協などが協力して復活に向けた取り組みを続けている。地域の一次産業と教育が結びつく事例として、関係者からも期待の声が上がっている。

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