JR杵築駅周辺の活性化をテーマにしたシンポジウムが2月11日、杵築市健康福祉センター(杵築市猪尾)多目的ホールで開かれ、定員300人を超える市民が参加した。
同シンポジウムは、杵築市総合計画グランドデザインに掲げる「にぎわいによるまちづくり」「コンパクト・プラス・ネットワークによるまちづくり」の一環として、市民参加で駅周辺の将来像を考える目的で開いた。
基調講演では、国土交通省都市局街路交通施設課の高濱康亘街路交通施設安全対策官が登壇。「駅と中心拠点から考えるまちの健康づくり」をテーマに、全国事例を紹介しながら駅周辺整備の可能性を示した。
続くパネルディスカッションには、ハーモニーランドを運営するサンリオエンターテイメントの小巻亜矢社長、JR九州大分支社の久野和代支社長、大分交通の安部喜代治社長、永松悟市長、杵築高校生徒代表らが登壇した。
小巻社長はハーモニーランドの滞在型リゾート化構想に触れ、「JR利用客を増やしたい。駅からハーモニーランドまでの景観整備を地域と連携して進め、駅周辺を『おもてなしエリア』にしていきたい」と話した。
耕作放棄地の花畑化や桜並木の整備などの構想も示した。
杵築高校の生徒代表は、待ち時間を活用できる自習スペースやWi-Fi環境の整備、キッチンカー導入などを提案。「SNS投稿と連動したクーポン企画などがあれば発信力が高まるのでは」とアイデアを披露した。
永松悟市長は「駅周辺活性化は市の重要課題。多様な意見を取り入れながら実現を目指したい」と話した。